新沼せつ子・第8歌集『白鳥のこゑ』が出来上がりました!
2021.02.03 17:50|刊行情報|
みなさん、こんばんは。
今日は新刊のお知らせです。
「群山」と「新アララギ」に所属する新沼せつ子さんの
平成28年から令和2年8月までの作品を収載した第8歌集『白鳥のこゑ』
が出来上がりました!
群山叢書第283篇
ただひとりの家族であった夫が平成二十九年三月十九日に心不全のため他界し、はやくも満三年を過ぎました。第七歌集『川原歩む』は夫がパソコンでまとめてくれたのでしたが、その歌集を手に取って見てくれることなく逝ってしまいました。(「あとがき」より)
●歌集より5首
やや遠き川上の方白鳥のこゑしきりなり夕暮るる時
思ひ出でて夫と語り合ふ勤めゐし頃の同僚のしぐさや言葉
脈搏のゼロとなりたる夫を呼ぶ温き額に手を触れながら
風邪ひかず眩暈もなくてこの一年過ぎしは亡き夫の守りくれしか
夫の写真掲げある仏間に近く居ること多き吾か暑きこの夏
四六判上製カバー装・192頁
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円
今日は新刊のお知らせです。
「群山」と「新アララギ」に所属する新沼せつ子さんの
平成28年から令和2年8月までの作品を収載した第8歌集『白鳥のこゑ』
が出来上がりました!
群山叢書第283篇
ただひとりの家族であった夫が平成二十九年三月十九日に心不全のため他界し、はやくも満三年を過ぎました。第七歌集『川原歩む』は夫がパソコンでまとめてくれたのでしたが、その歌集を手に取って見てくれることなく逝ってしまいました。(「あとがき」より)
●歌集より5首
やや遠き川上の方白鳥のこゑしきりなり夕暮るる時
思ひ出でて夫と語り合ふ勤めゐし頃の同僚のしぐさや言葉
脈搏のゼロとなりたる夫を呼ぶ温き額に手を触れながら
風邪ひかず眩暈もなくてこの一年過ぎしは亡き夫の守りくれしか
夫の写真掲げある仏間に近く居ること多き吾か暑きこの夏
四六判上製カバー装・192頁
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円