利根川 発・第19歌集『輝く一果』が出来上がりました!
2021.08.30 19:27|刊行情報|
みなさん、こんばんは。
今日の歌集紹介3冊目の紹介です。
埼玉県歌人会理事を務め上げ、現在「花實」発行人であり、
日本歌人クラブ、現代歌人協会、十月会、柴舟会、埼玉県歌人会に所属する
利根川 発(とねがわのぶ)さんの第18歌集『輝く一果』
が出来上がりました!
(自選歌集を入れると第19歌集です。)

花實叢書第176篇
泥臭く、垢抜けない歌を得得と詠み続けています。生活の中の一片、一滴ももらすまいと書き止めます。偉そうな主義主張もあるわけではありませんが、それがわたしの作歌信条です。(利根川 発「あとがき」より)
●歌集より5首
日の光川面に及び走りゐる鮠の影濃し野川に写り
靴下の色も考慮に入れながら老いのファッションできあがりたり
遠き日に摘みて鳴らししぺんぺん草感傷はあれど潔く抜く
浚渫(しゅんせつ)の終へたる川面に散り継ぎて花弁流る朝光に照り
背のびして枝引き寄せて一粒の梅の実も採る輝く一果
四六判上製カバー装・204頁
装幀:君嶋真理子
定価:2,750円(+税10%)
送料:200円
今日の歌集紹介3冊目の紹介です。
埼玉県歌人会理事を務め上げ、現在「花實」発行人であり、
日本歌人クラブ、現代歌人協会、十月会、柴舟会、埼玉県歌人会に所属する
利根川 発(とねがわのぶ)さんの第18歌集『輝く一果』
が出来上がりました!
(自選歌集を入れると第19歌集です。)

花實叢書第176篇
泥臭く、垢抜けない歌を得得と詠み続けています。生活の中の一片、一滴ももらすまいと書き止めます。偉そうな主義主張もあるわけではありませんが、それがわたしの作歌信条です。(利根川 発「あとがき」より)
●歌集より5首
日の光川面に及び走りゐる鮠の影濃し野川に写り
靴下の色も考慮に入れながら老いのファッションできあがりたり
遠き日に摘みて鳴らししぺんぺん草感傷はあれど潔く抜く
浚渫(しゅんせつ)の終へたる川面に散り継ぎて花弁流る朝光に照り
背のびして枝引き寄せて一粒の梅の実も採る輝く一果
四六判上製カバー装・204頁
装幀:君嶋真理子
定価:2,750円(+税10%)
送料:200円