石原豊子・第一歌集『柚の実』が出来上がりました!
2023.04.09 16:23|刊行情報|
みなさん、こんにちは。
今日は新刊のお知らせです。
「歩道」に所属し、広島県歌人協会副会長を務める
石原豊子さんの歌集『柚の実』
ができあがりました!

歩道叢書
庭前に咲く草花も実を結ぶ樹々も、温かなひかりを帯びて作者を迎えた。職を退いてよりの日々十年余、家族、旅、世の姿、身辺の嘱目などに心を寄せ、しなやかな感性を通して短歌に刻み続けて来た作者の勁い意志は、かくして『柚の実』一巻を結品させる。短歌との邂逅がもたらした一人の歌人の、豊穣な生の軌跡がここに在る。(「帯」より)
●歌集より5首
暁の高空わたる冬の月冴え冴えとして鉄塔照らす
大寒のひかりさす庭黄の色に春のけはひの菜の花が咲く
わが縫いし甚平まとふ幼子の父母に抱かれてゆく夏まつり
深まりし秋の日ざしに柚の実の輝き見ゆるわが庭の上
世のすがたたちまち変はりゆけるさまオンラインにて人らの集ふ
四六判上製カバー装196頁
装幀:南 一夫
定価:2,750円(10%税込)
今日は新刊のお知らせです。
「歩道」に所属し、広島県歌人協会副会長を務める
石原豊子さんの歌集『柚の実』
ができあがりました!

歩道叢書
庭前に咲く草花も実を結ぶ樹々も、温かなひかりを帯びて作者を迎えた。職を退いてよりの日々十年余、家族、旅、世の姿、身辺の嘱目などに心を寄せ、しなやかな感性を通して短歌に刻み続けて来た作者の勁い意志は、かくして『柚の実』一巻を結品させる。短歌との邂逅がもたらした一人の歌人の、豊穣な生の軌跡がここに在る。(「帯」より)
●歌集より5首
暁の高空わたる冬の月冴え冴えとして鉄塔照らす
大寒のひかりさす庭黄の色に春のけはひの菜の花が咲く
わが縫いし甚平まとふ幼子の父母に抱かれてゆく夏まつり
深まりし秋の日ざしに柚の実の輝き見ゆるわが庭の上
世のすがたたちまち変はりゆけるさまオンラインにて人らの集ふ
四六判上製カバー装196頁
装幀:南 一夫
定価:2,750円(10%税込)